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露街公開空地

創作やコンテンツに関する覚書......にしたい

北陸&北海道旅行 #4 函館本線の旅423.1km (3/6)

北陸&北海道旅行2015

3月6日

ふたたびの移動日

 3月6日金曜日の朝8時。ゲストハウスを後にした私は函館駅にいた。18きっぷにスタンプを貰い改札内へ。今日は完全なる移動日。函館から旭川までを一気に移動する。特急を使えば札幌にて1回の乗り換えで済むのだけど、あいにく私は特急利用が可能な切符を買うつもりはない。函館-旭川間の営業キロは423.1km*1。これは東海道本線の東京-大垣間以上の距離がある。

函館→長万部

 函館駅といえど、普通列車の本数は1時間に1本程度。函館本線の普通列車を使って旭川まで行くには8時18分発の長万部行きに乗らねばならない。車両はおなじみキハ40。1両編成のワンマン列車である。出発時刻になると、列車は重い腰を上げるような低加速でゴトゴトと走りだす。

 普通列車は特急に先を行かせるために頻繁に停車する。森駅では31分にわたる停車をする。ちょうどこの辺りから雪が降り始めた。

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 そんなこんなで長万部駅到着。一時期物議をかもしたマスコットと、なぜか東京理科大学のキャンパスがあることで有名な町。またしても時間が開いたので、駅から少し歩いた場所にある「かにめし本舗かなや」にお邪魔し、かにめし弁当を購入。1,030円也。

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長万部→小樽

 函館-札幌間を結ぶ特急列車はここから分岐する室蘭本線(通称海線)に入り、さらに千歳線を経由して札幌に至るが、今回はあくまで函館本線を利用する。函館本線長万部-小樽間は山線と呼ばれており、基本的に普通列車のみで本数も少ない。

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 ここからはJR世代のキハ150に乗車する。キハ150はキハ40にあったデッキが存在せず、車内はセミクロスシートJR東日本のキハ110とよく似ている、というか素人では違いが分からない。

 重い足取りのキハ40と違い、キハ150は勾配も軽々のぼっていく。沿線にある町はどこも規模が小さく、特急を通したくない気持ちもわかる。乗客数は単行のキハの座席が半分埋まる程度。海外からの観光と思しきスキー客が僕の向かいの席に座った。

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 雪は北上するにつれ深くなり、函館では全く無かった雪がニセコ辺りまで来るとこれでもかという程に深くなる。後で聞いた話ではこれでも今年は降っていない方なのだという。

 小樽にほど近い余市駅から大勢の集団客乗り込んだ。何事かと思ったが、この町にはウィスキー工場があるというところでおおかた察せられた。列車は一気に満員になり、そのままの状態で小樽に辿り着いた。

小樽→旭川

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 小樽から先は電化区間で、普通列車にも「電車」が割り当てられる(例外もある)。

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 小樽-札幌-岩見沢間の快速列車「いしかりライナー」に乗る。この731系電車はロングシートの通勤形電車だが、首都圏の電車とは雰囲気が少し違う。まず外見がごつい。次に片開きの扉。関東の通勤電車では中々見ない。あと日本語のアナウンスは男声である。これは特急列車も同じ。道内でもワンマン列車のアナウンスは女声だったのだけどね。

 札幌を素通りし列車の終点岩見沢まで行き、乗り換え。

 岩見沢から旭川まではずっと721系に乗る。721系は転換クロスシートを備えた近郊形電車で、片側3扉で出入口がそれぞれ客室と仕切られている。乗り心地は非常に良い。

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 19時7分。すっかり日もくれた頃滝川駅に到着。当駅から分岐する根室本線の列車がホームにいた。滝川駅での待ち時間は驚愕の2時間36分。時刻表を見ると、特急の本数は多いが普通列車は非常に少なく4時間ほど間が開く時間帯がある。

 駅から出てしばし散策。

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 21時43分。待ちに待って旭川行き電車が到着。闇の中を走ること約1時間で旭川に到着した。

 時刻は22時35分。函館を出発してからなんと14時間17分。ちなみに室蘭本線千歳線経由では出発時刻は10時台になるが到着は22時35分にならざるを得ない。北海道は札幌近郊以外、普通列車の立場が非常に弱いと感じた。

*1:函館本線 - Wikipedia, 2015年7月18日閲覧.