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露街公開空地

創作やコンテンツに関する覚書......にしたい

北陸&北海道旅行 #7 札幌編 (3/10〜3/11)

北陸&北海道旅行2015

3月10日

札幌を案内していただく

 3月10日火曜日。この日の札幌は朝から雪。ゲストハウスの談話室で旅の記事を書きつつ約束の時間を待つ。

 というのもなんと、札幌を案内してくださるという旨をある方からコメント頂いたのです。

 こむさんです。札幌生まれ札幌育ちの方で、ブログでは断捨離の過程や自己観察の様子を公開しております。拝読して、とても丁寧に暮らしている方、という印象を持ちます。ツイッター繋がりで実際に会ったりオフ会に参加することは度々ありましたがブログ繋がりで実際にお会いする経験はこれまでありませんでした。ゆえにお誘いを受けたときは大層驚いたものです。

 この日のことは既にこむさんがブログに書かれています。
茨城から来た大学生と札幌の観光地を回ってきたよ - こむの頭の中

 すすきのから地下鉄で札幌駅へ移動し、合流。徒歩移動中に雪に滑って転んだのは秘密。こむさんは柔和かつしっかり者の印象を受けました。髭剃りすらロクにしていない状態で出てきてしまったことを申し訳なく思います。事前に札幌で行きたい場所をお伝えしたところ、こむさんが観光ルートを立ててくださいました。土地勘がないどころか事前調査もろくにしていなかった自分に取っては大変有り難い話です。

北海道大学

 まずは駅から徒歩で北海道大学(北大)へ。もっと郊外にあるのかと勝手に思っていましたが、実際は駅から徒歩数分の市街地の中に北大の敷地があります。

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 積もっていた雪が解け出し水たまりになっていた。雪の降らない地域からここに進学してきた人たちはさぞ大変だろうと思う。

 総合博物館に入場。ここでは北大の歴史、建学の精神、また研究成果や学術標本を見ることができます。入場無料。展示を見ているうちに、一応大学生である自分は本当に大学生たりえているだろうかとか、研究に情熱を注げているだろうかとか、(そして多分注げていないだろうとか)よしなし事を考える。

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 その後クラーク会館食堂にて昼食。学内企業説明会があったためか食堂は休暇中にもかかわらず賑わっていた。

JRタワー展望台

 その後札幌駅南口ビルJRタワーの展望台に上る。地上38階。天候の影響で遠くまでは見渡せないものの、札幌の整然とした街の姿を一望できました。

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 西側展望。函館本線のカーブが見えます。

 またこの階の男子トイレはガラス張りになっており展望トイレと言われているそう。入ったものの写真は撮り忘れました。

時計台

 次に時計台。札幌市時計台はがっかり名所といろいろな場所で言われていますが、別にそんな風には感じませんでした。高層ビルが林立するエリアに所在し景観などの理由でがっかりと言われるのだろう(ソースはWikipedia)けれど、これもまた特徴的な景観で良いと思います。入場料200円(障害者手帳提示で無料)。

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 時計台は正式名称を旧札幌農学校演武場と言い、北海道大学、ひいては北海道の歴史において重要な建造物だそうです。

スペース115

 この後、スペース115でこむさんの学校のグループ点を見せていただきました。建物の外観は本当に普通のアパートです。

 作り手の思いを読み取ることなんてできませんが、作品それぞれに全く別な方向性を見て取ることができます。純粋に綺麗だと感じました。稚拙な感想で申し訳ないです。

ジンギスカン

 最後にジンギスカンを食べたいという僕の要望により、すすきののジンギスカン店「夜空のジンギスカン」本店に参りました。

 教えていただいた知識ですがジンギスカンには「生ジンギスカン」と「味付けジンギスカン」の2種類があるそうです。今回いただいたのは生ジンギスカン。記憶にある中では初めての羊肉ですが、においもさほど気にならず美味しく食べることができました。

 最後にお土産を頂きました。ありがたい限り。

 事前に市内の観光スポットをあまり調べられなかったのとルートやお店の選定など任せきりになってしまう場面が多かったの反省ですね。本当にありがとうございました。

3月11日

 3月11日水曜日。北海道で過ごす最後の日。正直に申し上げるとこの日は完全なノープランだった。決まっているのは22時発の夜行急行「はまなす」に乗るということのみ。事前に指定席を取っていたため今更予定変更はできない。

 同室の宿泊者のいびきで目を覚ました僕は、昨日と同様チェックアウトまでの約2時間を記事作成とブログチェックに充てた。空模様は芳しくないものの、幸い雪は止んでいた。ただ困ったことに昨日の雪で靴が水を吸いまくっていた。

 その場しのぎとして、靴下の上に更にスーパー袋を履いた。完全な対策にはならないが見た目にもそこまで目立たないから良しとしよう。

 チェックアウトしたのち昨日と同様に札幌駅へ。特に目的があったわけではなくほかに行く宛がなかったのだ。駅舎を撮影したりしていたら1時間ほどが経過し、ちょうど昼食どき。

 昼食を取るお店は札幌駅から徒歩15分ほどの場所にあるスープカレー専門店「ピカンティ」。アリカワさん(id:menheraneet)にコメントで教えていただいた場所である。スープカレーは札幌発祥の料理だそうで、他にもたくさんのスープカレー専門店がある。

ピカンティ (Picante) - 北12条/スープカレー [食べログ]

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 この店ではスープ、具材、辛さをそれぞれ選択できるようになっている。いろいろな組み合わせを試してみたいと思うものの、残念ながら今夜には札幌を去る。ゆえにオーソドックスと思われる組み合わせを注文。

  • スープ:38億年の風
  • 具材:チキンレッグ
  • 辛さ: 知覚の扉(標準的な辛さ)

 なんだか名前がすごいが、もとよりカレーは大好き。美味しくないわけがない。スープが染み込んだ野菜もまた美味い(食レポは管轄外なので表現が雑なのは許してほしい)札幌はいいところです。

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 食後、札幌駅へ戻る。大都市の威厳がある南口に対し、北口はなんとなく地方都市らしさを感じる。

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 函館本線の小樽-手稲間が不通になっているらしい。廃止間近のトワイライトエクスプレスも運休とのこと。ひとまず自分の乗るはまなすに影響はないようなので安心。JRタワーの中をぶらついた後、札幌在住のTwitterのフォロワーさんと合流し、駅構内のドトールで休憩する。

 札幌駅南口から地下鉄大通駅、更にその先まで地下道が通じている。地下道は人の往来でにぎわい、フリーマーケットやコンサートイベント等が開かれ賑やかだった。

 地上に出て、アニメイトとらのあなメロンブックスらしんばんが入居するビルに入る。そういえば宇都宮もアニメ系ショップが1つのビルに集まってるよなあと思い出す。結局、見るだけで満足してしまった。ちなみにメロンブックスの創業は札幌だそう。

 その後、狸小路商店街へ。狸小路商店街は北海道で最古の商店街の一つだそうで、端から端まで歩くとその距離はかなりのもの。飲食店やおみやげ店、その他色々、なんでもある。自分用のお土産としてロイズのチョコレートを購入。

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 駅に戻りフォロワーさんと別れる。久しぶりに話ができてよかったです。ありがとうございました。

人生初の夜行列車に

 22時まではあと3時間ほどある。荷物を背負って歩いたため、疲労もそれなりにあり、結局駅の待合室で待つことにした。改札は夜間まで人の往来が激しく、見ていて飽きなかった。待合所にはストーブが設置されていて冷える心配はなかった。

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 21時、改札を抜けてホームへ。

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 JR北海道の列車はその外観や錆び具合、そして纏った雪のおかげで力強さを感じさせる。

 あと数日で役目を終える案内標もある。こうして考えると本当に良い時期に来ることができたと思う。今度北海道へ来た時にはもう存在しないであろう光景。夜が更けて通勤客がいなくなると、ホームに上がっているのはほぼ「同業者」になった。

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 いよいよ目的の列車が到着。JR最後の定期急行列車。しかしその先がもう長くないだろうことは暗黙の了解。

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 自分の乗る座席指定席の愛称は「ドリームカー」。寝台車に乗りたい気もしたけど金銭的に厳しかったので断念。時代を感じさせつつも快適な座席である。車内は暖房がガンガンと効いていた。座席は最終的にほぼ埋まっていた。

 22時。札幌を出発。夜の札幌を車窓に見ながら身体を睡眠モードにしてゆく。列車は時折ガッタンと大きく揺れる。それでも南千歳を過ぎた頃にはすっかり夢の中だった。

 …。
 ……。
 ………。

 ふと目を覚ますと函館駅にいた。時刻は午前3時。ここでしばらく停車したのち進行方向を変える。隣の座席のいびきが気になったのでイヤホンを耳に入れてI’ve*1のアルバムを再生。暫くすれば本当に北海道とサヨナラだ。列車が逆向きに走り出すのを確認した後、ふたたび眠りに落ちた。

 夜はまだ深い。

*1:札幌を本拠地とする音楽制作集団