Chromebook Flip C100PA (US仕様) を1週間触ってみた

Chromebook Flip C100PA (US仕様) を購入し、3日程度いじってみました。なかなか面白い製品ですので、購入検討その他何らかの参考になれば良いと思い記していきます。

前提

購入

動機

  • 単純にChromebookへの興味。
  • とにかく軽いノートPC(タブレットPCではなく)が欲しい。あわよくばタッチ操作ができると良い。

今回、日本のAmazonにてUS仕様の並行輸入品を購入しました。国内版との製品仕様上の差異は下記の通りです。

  • メモリが国内版は2GBであるのに対し、US版は4GB
  • キーボードがUS仕様

キーボードはともかくとして、搭載RAM容量は大きな差異です。

日本のAmazonにおいては、並行輸入品のほうがやや安価で売られています。 米国Amazonにおいても試算したのですが、関税等含めると日本国内で買うのとほぼ変わらない価格となりました。 色々面倒になるので国内で購入した次第です。

一方、他の製品レビューにて度々指摘されていることですが、輸入製品を購入した場合、ASUSによる製品のサポートは期待できないと考えたほうが良いようです。

ファーストインプレッション

外観

製品外観はMacBookシリーズ風味です。安っぽさを感じることはありません。

大きさ比較。 左から本製品、 EeeBook X205TA (11.6inch)、 MacBook Air (13inch)。

タッチパッド

タッチパッドMacBookシリーズのそれに近いものです。スクロールは滑らかに作動します。

ただし、2点タップによる拡大縮小操作はできないようです。タップ操作は、しっかりタップしないと反応しません。 ただそれゆえに、キーボード操作時の誤タップは起こりにくいと言えそうです。

ディスプレイ

見え方

ディスプレイは10.1型、解像度1280*800のグレア液晶です。 最近のスマホタブレットとの比較において、決して高い解像度ではありません。

解像度の低さは、画像や動画を観ているぶんにはそこまで気にはなりません。 しかしブラウザ上の文字は、太めに描画されることも相まってけっこう潰れます。 ここは割り切りが必要な部分になるかと思います。

輝度はおそらく十分。調整もキー1つで行えます。 欲を言えば、OSの機能としてディスプレイの色合い調節ができるとよかったです。 最近はWindowsmacOSも夜間モードを実装しており、実際このディスプレイを見続けていると目の疲れを感じるものですから。

タッチディスプレイ

タッチディスプレイを採用しているPCを初めて触りましたが、 キーボードを叩きつつ、ディスプレイに触れて操作ができるのは思いの外気持ちが良いことを知りました。反応も非常によく、ストレスなく操作することができます。

タブレットモード・テントモード

タブレットモードやテントモードは、頻繁に使うものではないけれどこういう使い方もできる、というものだと思います。例えば下の写真のように使うこともできます。

本製品にはタブレットPCと同様に、傾き検知による画面回転機能があります。ソフトウェアキーボードも利用できます。 現状、フリック入力はできません。

ストレージ

ローカルの容量が限られているので必然的にファイルはクラウド上に配置することになります。またChromeOSは、iOSと同様にローカルのファイルが隠蔽されており、ユーザが自由に操作できないようになっています(デベロッパーモードにした場合を除く)。

Chromebookユーザには、2年間のGoogle Drive 100GB使用権が与えられますので、とりあえず太い回線があればストレージの心配はありません。

Dropbox, OneDriveもマウント可能

Chrome OSは、有志が公開しているクライアントアプリ用いることで、Dropbox, OneDrive等外部ストレージをマウントできます。私もDropbox Plusをメインのクラウドストレージとして用いています。

公式のクライアントアプリとは異なり、ローカルに同期するタイプではなくクラウド上のファイルを直接操作するタイプのクライアントアプリです。

Andoidアプリ

本製品はGoogle Play Store (ベータ版) に正式に対応しています。すなわち、本製品でAndroidアプリが動作します。

現状は、正しく動作するアプリ、一部挙動に難があるアプリ、全く動作しないアプリがストア上に混在しており、利用したいアプリがこのうちどれに属するかは、実際にインストールしてみないとわかりません。 ベータ版である以上仕方のない話ではあります。

とはいえ、異なるプラットフォームに向けて作られたアプリが(ものによっては)全く違和感なく動作するのは驚くべきことです。 例えばkindleAndroid用のアプリがほぼ完璧に動きます。特に漫画は、とても快適に読書できます。

電子書籍という括りでは、kindleだけでなくkoboも問題なく動作します。 一方、BOOK WALKERは起動すらしません。(ブラウザからWebビューで読む分には問題ありません)

このように、対応状況がまちまちなので、現状はあくまで補助的に利用するものと捉えたほうが良さそうです。

まとめ

OS、筐体ともに斬新な思想で組み上がったこのマシンを私はとても気に入っています。 現時点では発展途上のプラットフォームであることを理解して買うぶんには後悔することはあまりないと思います。

まだまだ弄り足りないので、しばらく使い続けてみます。